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●●をするとよく白髪が増えるといわれていることはウソ・本当?

公開日: : 最終更新日:2014/05/11 毛髪の最新情報 , , ,

頭髪イメージ

薄毛や脱毛に関する話もよくありますが、白髪に関してもこうすれば増える、こうしたら減るなどの話が多くあります。急に増えたりするという説もある白髪、ここでは、白髪についての諸説について検証してみましょう。

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白髪は抜くと、さらに白髪が増えるウソ・本当?

最初は、「白髪を抜くと、さらに白髪が増える」という説、こちらも昔からよく聞きます。
これは科学的には全く根拠のない説です。白髪は、メラノサイトの機能低下や消失によるものです。

しかし、白髪を抜いたからと言ってもメラノサイトに悪い影響が出ることはありません。だからといって、白髪を抜くのがいいわけではありません。
白髪を抜いたあとに生えてくるのは白髪です。つまり、抜いても白髪が減るわけでもありません。

そもそも髪を無理やり抜くのはよくありません。
髪を抜くことで毛根の形が変わり、その後に生えてくる白髪にウェーブがかかってしまったり髪質が変わってしまい、逆に白髪が目立ってしまう結果につながることもあります。

ストレスで白髪が増えるウソ・本当?

頭髪の変化とストレスの関係については、経験で話されることが多いようですが、こちらも科学的根拠には乏しいものです。

例えば、円形脱毛症はストレス原因説がありますが、これは円形脱毛症になりやすい人の場合、強いストレスが発症のきっかけになり得るということが分かった程度です男性型脱毛症も男性ホルモン作用によるもので、ストレスとは無縁です。

白髪も同様で、加齢による現象で、ストレスとはかんけいありません。
人が白髪増えだすのは、社会的な責任も増えてくる40歳代以降のことが多いことから、年代的なものとストレスが感じやすい時期が重なってしまうため、ストレスで白髪が増える、頭髪が薄くなるという話につながったのかもしれません。

恐怖で一夜で白髪になるウソ・本当?

強い恐怖など極限状態を体験すると、「一夜にして白髪になる」というのもよく言われます。小説や漫画でもよくある表現のひとつです。

人間の毛髪の色はメラニン色素によって決められます。そして、毛髪自体は角化して死んでいる細胞からできているものです。

従って、恐怖や精神的なショックで突然髪の毛が真っ白になることは不可能です。

人間の毛の色の変化は、前述のように加齢によるものです。年を取ることにより、メラニン色素を作り出すメラノサイトの減少、消失があり、毛からメラニン色素が減っていき、長い期間をかけ、白髪が増えていくのです。

急に白髪が増えたという印象を受けるケースとしては、頭髪がすべて抜けてしまうタイプ円形脱毛症によるものがありますが、この場合黒い毛の方が影響が受けやすく、抜けてしまうため、白髪のみが残った状態になることから、急に白髪が増えたという印象を受けます。

白髪の人はハゲないウソ・本当?

男性の頭髪に関して、よく聞くのが「ハゲタイプ」「白髪タイプ」に二分されるという話です。白髪タイプに関しては、比較的若白髪の人ははげないという話もよく聞きます。

白髪の毛根にある毛乳頭細胞が黒髪の場合と比べて男性ホルモンの影響を受けやすいか、つまり、白髪が黒髪より抜けにくいかについてはまだ科学的にも解明されていません。

白髪化が進んだために、黒い髪より目立つためにハゲないという印象があるだけで、実は白髪もありながら、男性型脱毛症の人と言うのもいます。これも根拠がない話と言うことになります。

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